2007年07月11日
二輪車の馬力規制撤廃とレースの関係

日刊自動車新聞より。
自工会、二輪車の馬力規制撤廃で国交省と合意
80年代、いわるゆる「バイクブーム」の真っ只中で、
メーカーがしのぎをけずり、高性能バイクが次から次へと
投入された時代。
NSRやTZRなどの「ぶっとびマシン」が
峠などでの死亡事故が多発し、暴走族らの行為などとあいまって
いわゆる「馬力規制」が行われた。
それによって、事故は減ったものの、
馬力規制によってバイクに乗る
「楽しさ」「ワクワク感」を削ぎ落とされた代償に
販売台数は落ち込み、メーカーもやる気を失っていった・・・・
そして時代は過ぎ、21世紀になって、環境対策
CO2削減の為の排ガス規制が厳しくなってきた。
しかしながら、モータリゼーションの成熟化と共にエンジンの
性能も少しずつ向上してきており、馬力規制が逆の意味での
「足かせ」になってきているのも確かだった。
そのまま回せば、馬力規制をはるかに超えるエンジンを
規制に合わせてデチューンする。それによって排ガス規制に
合わすのも大変になる・・・・・といった悪いスパイラルに
陥っているのも考えられる。
まあ、結局、「より、馬力規制に縛られるよりも、
エンジンが素直に出力するものを活かしながら、
環境に優しいエンジンを作っていきましょう」
ということなのでしょう。
レースに関わっている自分としては大歓迎で、
エンジンに変な詰め物したり、電子的にイジクッて
「もっとパワー出さしてくれよ・・」
とエンジンが呟くことなく、素直に回ってくれるエンジンがいいんですよね。
ただ・・・・・・
この馬力規制と引き換えに排ガス規制はより厳しくなるので
結局はいろんな詰め物をしているんですけどね・・・・。
それでも、いまままで逆輸入、という訳の分からない流通形態を
かなり変えられるのでは?
と思ってみたりしています。
だって、国産のバイクが一旦海外に出ないと国内で乗れない。
ということ自体、あまりに無駄ですし、輸送する為のコストや
CO2排出を考えたら、それこそ環境に優しくない、
と思ったのは私だけでしょうか?
KTMやハスクなどが出しているような
「これでナンバーも取れて、そのままでレースで勝てるマシン」が
国内メーカーが出してくれないかな・・・・
てか、そうすることで、手軽にレースに参加する人が増えてくるし、
国内レース業界がもっと発展できると思うんだけどな・・・・



